6月18日の地震の後、たくさんのメッセージをいただきまして、
ありがとうございました。

震源地の高槻市に住んでいますので、かなり揺れました。
でも、夫のお気に入りのワイングラスとコップがいくつか割れた程度で、
大した被害はありませんでした。

水道、電気は大丈夫でしたら、ガスが3日ほど止まりました。
一瞬、困ったな、とは思ったのですが、
電気ケトルに卓上ガスコンロ、それにホットプレートがあったので、
料理は全く問題なく出来ました。

お湯が出ないので、お風呂は無理だなー、と思ってましたが、
夫と息子が、「つめたい〜〜っ!!」と叫びながら、楽しそうに水浴びを見て、
うん、お風呂なくてもいいや、と思いました。(笑

5月末に2泊3日の山伏修行に行ってきたところなのですが、修行中はずっと同じ
白装束でこの身一つで山に入ってひらすら歩く。食事はごく質素なもので、お風呂もなし。
でも、言葉を発さず、静かに自然に身を委ねていると、とても清々しい気持ちになり、
体によい気が満ち溢れてくるのです。

地震の夜に、ふとその経験を思い出して、お風呂には入れませんでしたが、
思い出という温泉にゆったりと浸っておりました。

(山伏修行は2回目でしたが、とても素晴らしい体験だったので、
別の機会に書きたいと思っています。)

たくさんの物に囲まれていると、それが当たり前のように思ってしまいますが、
物がなければないで、何とでもなるもんですね。

随分と前のことですが、アフリカから戻って来たばかりの友人が、
水が貴重な地域にいたので、お風呂でシャワーを浴びたり、掛け湯をしたりと、
たっぷり水を使うのが躊躇われる、と言っていたことや、

ガスが止まった次の日の朝、「えい!」と冷たい水で体を洗ったら、
修行中の禊の感覚が戻ってきたり、
数年前までヨガの先生に、朝、冷たいシャワーを浴びる習慣をつけるようアドバイスされて、
しばらく続けていた時のことなど、色んな記憶が溢れでした時間でもありました。

そして、バケツ1〜2杯のお湯があれば、十分、体は洗えますね。^^

地震の後、息子の野外保育のママ友に教えてもらったのですが、
最も効果的な防災対策は、「断捨離」だそうです。

必要ない荷物で、自分や家族が押し潰されたらかないませんね。
物理的なものもですが、データなどの見えない場所の整理もやっておこうと思いました。
そんな訳で、我が家は、断捨離と家具の配置の見直しの真っ最中です。

余震はほぼおさまったように思えますが、いざという時にサッと動けるよう、
備えておくのは大事ですね。

今週後半は雨が降るようなので、地震の影響で家屋に影響があった方はお気をつけて。

明日は満月。
いつもより、リラックスしてゆっくりと過ごしましょう。

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【こぼれ話】
ガスが止まっている間、息子の体を洗ってやろうとバケツにお湯を1杯ほど用意した時のこと。
お湯を使って体を洗おうとすると、

「つめたいのがいい〜♪」

と言って、洗面器で浴槽に溜めていた水を自分で汲んで、嬉々として体に水を何度も
バシャーっとかけてました。

「母は君のためにお湯を用意したんだけど、、、、。」という、私の心の声は、
息子には全く届きませんでした。(笑

ガスが来て、お風呂を入れた時も、息子はそっと湯船に手を入れて、温度を確認。
「つめたいのがいいの〜」
と、また言っておりました。(笑

プールと間違えたかな!?(笑