詩人で、たくさんの絵本の翻訳をされているアーサー・ビナードさんを生駒にお招きして、
子どもの詩の創作ワークショップと大人向けのお話会を開催します。

ワークショップやお話会で、アーサーさんは紙芝居を使って社会のカラクリを伝え、
国内外の美しい詩を紹介しながら、どれだけ日本語が美しく、可能性に満ちた言語なのかを気づかせてくれます。

今、先の見えない不安定な世界になりつつあるのは、便利なデジタルツールやA Iによって、
意識しないうちに日常的に使う言葉が崩れはじめているからかもしれません。

多くの古くからの伝承で、言葉が世界の創造と深くかかわっていることが伝えられています。
例えば、聖書の創世記では、神が「光あれ」と言って世界を創造しますし、
日本では、神々は言葉を食すると考えられていて、今でも神社で唱えられる祝詞の最後は「聞こし召せ」
(私の言葉を聞いて、召し上がってください)と奏上して、神々に願いを叶える力添えをお願いします。
また江戸時代くらいまでは、言葉を端折ったり、短縮するのは「ことば穢れ」と言って避けていたそうです。

昔の人は現在の私たちよりもずっと、言葉の持つ力をよく知っていたようですね。

私たちの母国語である日本語と向き合い再発見することが、ひとりひとりの根っこの強さに繋がれば幸いです。


 


アーサー・ビナードお話会(大人向け)

「知らなかった、ぼくらの日本語」
アメリカ生まれの詩人が語る、これからの日本語

私たちが普段使っている日本語の中には、日本の歴史的背景によって歪められたものがあるそうです。
自然を愛し、人が好きで、好奇心のままに世界や日本のあちこちを旅する詩人、
アーサーさんの目を通して見た痛快な日本と日本語についてのお話を伺います。

日程 2025年7月26日(土)
時間 10:00〜12:00
場所 しおのめハウス (生駒駅から徒歩5分)
定員 22名
参加費 4500円 (当日のお支払いは 5000円)

お申し込みは、このページ下にある「お申込み」ボタンをクリックしてください。


詩の創作ワークショップ(小学生向け)

「アーサー・ビナードさんと一緒に詩をつくろう」

アーサーさんが詩や紙芝居、絵本を紹介してくださいます。
子どもたちはいろいろな表現に出会い、味わいながら、自分の作品を生み出していきます。
文字を書いたり、読んだりするのが苦手でも大丈夫。今、自分が持っている言葉や表現を使って創作します.

 

日程 2025年7月26日(土)
時間 14:00〜16:00
定員 12名
会場 しおのめハウス(生駒駅から徒歩5分)
参加費 3000円

 

お申し込みは下記のボタンをクリックし、リンク先にて必要事項をご記入の上、送信ください。折り返しご連絡さしあげます。
ご参加をお待ちしております。

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